CloudflareのR2でAPIを利用できるようにするためには、事前にAPIに対する設定が必要です。Cloudflareにログインして、R2 Object StorageのOverviewを選択します。

OverviewのAPIプルダウンのManage API tokensを選択します。

Create Account API tokenボタンをクリックします。

以下のように、入力してCreate Account API tokenボタンをクリックします。
- Token Name : 任意の名前
- Permissions : Admin Object Read & Writeor Object Read & Write
- Specify buckets : 利用するバケットを入力
- TTL : Forever (一時利用であれば期限を設けた方が良い)
- Client IP Address Filtering : 利用するサーバがIP固定であれば設定した方が良い

発行されたTokenは、一度しか表示されないため、控えておいてください。このTokenが知られると勝手に使われる可能性があるので、第三者が見れないように保管してください。まちがってGithubにあげてしまわないように注意してください。


もしTokenがわからなくなったら、同じ作業をして、再度Tokenを発行すれば大丈夫です。APIを利用する側のTokenが変わってしまうので、利用する箇所がたくさんある場合は大変ですが。
Ubuntuサーバ(Droplets)×Docker Compose環境のGhostブログをCloudflare R2(rclone利用)へ自動バックアップする方法
はじめに DigitalOcean Droplets(Ubuntu)上で、Docker Composeを用いて複数のGhostブログおよびMySQLデータベースを運用している場合、障害やトラブルへの備えとして、定期的なバックアップおよびクラウドストレージへの保管は非常に重要です。 本記事では、Cloudflare R2をS3互換のバックアップ先として活用し、rcloneを利用して自動でバックアップ・アップロードを行う方法を解説します。 Digital Ocean DropletでDocker ComposeとGhostを使った複数ブログサイトの構築完全ガイドはじめに:なぜこの構成を選んだのか 現代のWebサイト運営において、複数のブログやサイトを効率的に管理することは多くの開発者やコンテンツクリエイターにとって重要な課題となっています。特に、個人ブログ、技術ブログ、企業サイトなど、異なる目的やターゲット読者を持つサイトを同時に運営する場合、それぞれを独立したサーバーで管理するのはコストと管理の観点から非効率的です。 本記事では、単一のDigital Ocean Droplet
